防犯ガラスと比較して防犯フィルムをお薦めする理由と解説
理由1.
住宅や建物の防犯性能はメーカーによる多少の違いはあれ、官民合同会議の試験に合格していれば、防犯合わせガラスも防犯フィルムも警察が認めた一定性能は超えています。 (CPマーク取得品)※打ち破りについて8回以上、こじ破り及び焼き破りについて5分以上の抵抗性能を示した商品
理由2.
住宅や建物の窓ガラス・特に大きなガラスは、地震や火災の時に逃げる最後の脱出口であるからです。
阪神淡路大震災の時など、大地震で住宅や建物が傾いて、ドアもサッシも開かなくなり火事の類焼で逃げられずに亡くなった人も多かったはずです。
又、窓ガラスの破片で足を切ってしまい、歩けずに逃げられなかったり、怪我をしたりした人は、数限りなくいます。
そこで、当社では、住宅や建物のドアもサッシも開かない条件で、家屋の中からガラスを割って逃げる実験を試みました。
その結果、防犯ガラスは5分間挑戦してパイプ椅子でガラスを割ってみたのですが、なんとおもいっきり約170回も打ち続けて、結果的にガラスがサッシから外れなかったのです。
防犯フィルムでの同じ実験では、これも驚きの結果でした。
住宅や建物の外部からの破壊には防犯合わせガラスとほぼ同様だったのですが、建物内部からでは、たった3回で簡単にガラスがサッシから外れて容易に逃げる事ができたのです。
しかも、室内側の厚いフィルムが自分側を保護していて、ガラスの破片が自分の方には来なかったので、手で押しても怪我ひとつしませんでした。(大地震や台風や竜巻で。住宅や建物が傾いて、ドアやサッシが開かなくなったような、非常時のみです。)
ですから、防犯フィルムは建物の室内側に貼るものです。間違っても外側に貼ってはいけません。
もし建物の外側に貼ったら、空き巣に優しく、自分に危険な窓になってしまいます。
防犯ガラスと防犯フィルムの比較 | ||
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建物ガラスの防犯方法の種類 | 防犯性能 | 非常時の脱出(地震・火事・台風・竜巻・地盤崩落・大雪など) |
1.防犯合わせガラス | 優れている | 困難(他に非常口が必要) |
2.防犯フィルム | 優れている | 容易(非常時の脱出口になる) |
室内側 青の→方向に叩くと ヒビが入った後、意外に簡単に外側に折れる。 しかも、室内側の人間は安全 | 防犯フィルム+ガラス | 外側 赤の←方向に叩くとガラスにヒビが入っても内側のフィルムがつっぱって内側にはなかなか折れません。 小さなガラスの破片が外側に飛び散ります。 | 室内側 赤の→方向に叩くとヒビが入っても真ん中のフィルムがつっぱって外側にはなかなか折れません。 小さなガラスの破片が内側に飛び散ります。 | 防犯合わせガラス | 外側 赤の←方向に叩くとガラスにヒビが入っても真ん中のフィルムがつっぱって内側にはなかなか折れません。 小さなガラスの破片が外側に飛び散ります。 |