2005年3月6日号No.3→PDF版
住宅の防犯意識の向上や、防犯対策のお役立ちかわら版です
安易に答えられなくなりました。
2月に伺ったお客様(Aさん)の話です。
ある日、Aさんのご近所のお宅(Bさん)に 『○○運輸ですが、お隣のAさんお留守が多いですか?』と言う電話がはいりました。
Bさんは、『そうねぇ。平日はいつもいないわねぇ』・・・。と答えました。
後日、○○運輸に確認すると、そんな電話はしていない。と言うこと。
これで、Aさんのお宅は、ドロボウにとっては、“いつでも留守の家”と言うことで “物件の対象”になってしまいました。
Bさんは、もちろん悪気が有った訳ではありません。親切心で『受け取ってあげようか』 と思い、口にした言葉です。ドロボウも頭を使うようになりました。自分で見て回るより、 近所に聞けば早いですから。セールスマンなどに聞かれますよね。『あの家はいつも留守で すか?』と・・・。安易に答えられなくなりました。
誰もいないはずの家に・・・。
もし、誰もいないはずの家に家人以外の誰かがいたら?と考えた事がありますか?
あまりないと思います。普通はないからです。が、最近は“あります”。
なぜ、有るかと言うと、今の日本では1分に1件も空き巣や強盗事件があるのです。 ドロボウもせっかく入ったのに、何も盗る物がないと、家人が帰って来るのを待っていま す。こんな恐ろしい事はないです。自分の家に知らない人がいる・・・。
では、どうすれば良いか?家に着いたら、まず『ピンポン』してください。 ドロボウに(いたら)『帰ったよー!』と知らせるのです(自分の家ですが)。そして、す ぐに家にあがらずに様子を伺う(自分の家ですが)。その時“変だ”と思ったら、家に入ら ず、ご近所に声をかけてください。(こんな時やっぱりご近所さんが一番頼れる)
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